DEPT Used Sweat Top Mud Dyeing / Grey 2-D
SOLD OUT
Type
D
Quality
50% Cotton / 50% Polyester
Detail
奄美大島/金井工芸とのコラボレーション‘DEPT Natural Dyeing Collection’
奄美大島の伝統工芸である泥染めをはじめ、さまざまな分野からのニーズに応えた天然染色を手がける
奄美大島の古代天然染色工房 金井工芸さんに全面協力いただき、
今回のDEPT Natural Dyeing Collectionはスタートしました。
奄美大島が世界に誇る伝統工芸‘泥染め’とは
鹿児島県奄美大島が世界に誇る伝統工芸‘大島紬’に用いられる染色技法。
奈良東大寺や正倉院の献物帳に「南島から褐色紬が献上された」との記録が残されています。 それが奈良朝(710~784年)の頃で、約1300年ほど前。 そんな歴史を持つ本場の奄美大島紬の、糸/絣染めを行う工程として行うのが泥染です。
奄美大島に自生する車輪梅/テーチ木を2日間煮出し、そこからさらに数日寝かせ発酵させる工程を経て完成した染料(タンニン酸)と、 島特有の亜熱帯気候/150万年前の古代地層などの影響で鉄分が豊富に含まれた泥田で、ひとつひとつ職人さんの手によって全て手作業で染められるのです。
化学染料は使用しないため、環境にも害はなく、アレルギー物質も一切混入されない、
歴史ある熟練の技と奄美の雄大な自然の力が生み出した唯一無二の染色方法です。
Collection第一弾はスウェットたち
Vintageのものやグラフィックがどんなに素敵でも、
変色やシミがあるゆえになかなかバイイングされない
スウェットたち。
そんなスウェットたちをDEPTディレクターeri氏が、
今回のプロジェクトのために1点1点厳選し、集めたものを加工しました。
熟練の技と奄美の雄大な自然の力で新たな顔に生まれ変わった
すべてが1点もののスウェットです。
Mud Dyeing/泥染め
車輪梅の染料で染めた後に、泥田に浸す作業を繰り返すことにより生み出されたGREY。
元はピンク色の車輪梅のタンニンと、泥に含まれる鉄分が反応し、
ほんのりとパープルみを帯びたグレーカラーに仕上がりました。
古着なのでボディの個体差により、同じ工程で染めても
ひとつひとつ違った表情に仕上がります。
いくつもの染色工程と古着の歩んできた歴史が合わさり、
ベーシックなアイテムが特別な1着に生まれ変わりました。
経年変化を楽しむ醍醐味
人間と同じように日にあたると変色したり、汗やお洗濯でも色が変わる、
着用を重ねるにつれ表情が変化していくのが天然染色の特徴であり醍醐味です。
取り扱いにはふだんのお洋服より注意が必要ですが、
特性をご理解いただいた上で、変化を楽しみながら
色と付き合っていくことをおすすめします。
末長くご愛用いただくために以下の点にご注意ください。
お洗濯について
⚫︎中性洗剤での手洗いをおすすめします。
⚫︎色が他のものに移りますので、単独で洗ってください。
⚫︎蛍光剤や漂白剤は使わないでください。
⚫︎洗濯後は陰干ししてください。(日の当たらない場所での部屋干しetc)
保管について
⚫︎強い日光や照明に長時間あたりますと、変色する恐れがあります。
日の当たる場所に放置せず、暗所で保管してください。
⚫︎柑橘系果汁に反応して色落ちすることがあります。
泥染めは特に柑橘系成分/クエン酸で反応して色が分解されます。
過度に酸やアルカリに触れると変色する可能性がありますので、
そういった成分(食品、飲み物など)が付着してしまった場合はすぐに洗い流してください。
⚫︎汗や摩擦でも色落ちしますので、白や淡い色のお洋服とのコーディネートは
お避けください。
ATTENTION
DEPTの商品は全てプロフェッショナルによるクリーニング、プレス、縫製を施しておりますが、中古衣料という特性上、経年による変化・キズ等はデザインのひとつと捉えております。
古着をさらに次の世代に繋げてゆくため、可能な限り美しく仕立ててお届けしております。
何卒ご理解の上、お楽しみ頂けますようお願い申し上げます。
Size | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
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D | 74 | 59 | 96(裄丈) | - |