¥ 6,800 ～ ¥ 7,400 税込

Quality
廃蛍光灯リサイクルガラス100％
付属：シリコン

Color
CLEAR(¥6,800／税込)

PINK,BLUE,YELLOW,DEEP GREEN(¥7,400／税込)

廃棄された蛍光灯の80%は埋立地へ
家庭やオフィス、工場など、さまざまな場所で使われ、
目にする機会の多い蛍光灯。
日本における蛍光灯の廃棄量は約6億本にのぼります。
しかし廃棄された蛍光灯のうち8割は
リサイクルされず埋め立てられています。

その現実を知り、蛍光灯をリサイクルした原料で
何かつくりたいと思い立ったのが
このプロジェクトのきっかけでした。


蛍光灯リサイクルのパイオニア
『スタジオリライト』との共作

そして今回のプロダクト製作を担ってくださっているのは
石川県金沢市のガラス工房スタジオリライト

環境への影響が問題視されてきた蛍光灯ランプの処分の
現状を知り、2000年に産業廃棄物処分業の許可を取得。
蛍光灯のリサイクル事業のパイオニアである
スタジオリライトのプロダクトの原料は廃蛍光管、
廃ナトリウム灯、廃ブラウン管などを原料とした
100%リサイクルマテリアル。

自社で回収、適正処理、プロダクトの製作までを
手がけています。

そんなスタジオリライトとのコラボレーションの新作、
カラーバリエーション豊富な美しい球体のボトルヘッドが登場です。

• Detail

  
  
  リサイクルガラスで日常を彩るアイテムを、、
  
  というディレクターeriの想いからはじまった
  
  ‘DEPT Recycle Glass PROJECT’
  
  
  今回は、ドリンクや調味料の容器、花瓶など、
  
  ふだんの生活で身近にあるガラスボトルを
  
  ちょっと特別な存在に変身させてくれる、
  
  そんなボトルヘッドが完成しました。
  
  
  つやりとまるい球体ヘッドは、
  
  型に流し込んで成形することはできないため、
  
  ガラス職人が手作業でつくりあげています。
  
  
  1300度もの高温で溶かした水あめ状のガラスを
  
  ちいさなボトルキャップを均一に成形するという
  
  とても難易度の高い作業。
  
  直接手で触れて形を整えることはできないため、
  
  道具ごしに伝わる感触だけを頼りに、
  
  ガラスが熱いうちに素早く成形していきます。
  
  そこから冷やし固めたガラスを
  
  ひとつひとつ手作業で削り仕上げています。
  
  熟練の職人の技が光る美しいシェイプです。
  
  ボトル口に差し込んだ時に安定するよう
  
  軸の部分に装着できる
  
  シリコンキャップを付属しています。
  
  ※密閉性はございません。
  
  
  ボトルヘッドには40W(一般的なオフィス仕様のもの)
  
  廃蛍光管が約0.5本分使われています。

  
  

• Color

  
  
  色付きタイプは溶かした水あめ状のガラスに、
  
  パウダー状のカラーガラスを表面にまぶして
  
  発色させています。
  
  これもまたひとつひとつ手作業。
  
  理想の色味を追求するため、
  
  パウダーの粒子の大きさや量、
  
  付け方を調整しながら
  
  幾度も試作を重ね、
  
  クリアタイプを含めた5色のヘッドが完成しました。
  
  
  CLEARはほんのりと黄緑色を帯びた美しいカラー。
  
  廃蛍光灯ガラスそのままの色合いを
  
  活かしています。
  
  ガラス内部の気泡もリサイクルガラスならではの表情。
  
  
  DEEP GREENは
  
  ワインボトルの色をイメージし
  
  何度も調整を重ね完成したカラー。
  
  光にかざすと深い湖のような
  
  黒みを帯びた深いグリーンカラーです。
  
  
  YELLOW、PINKはみずみずしい
  
  鮮やかな発色が印象的。
  
  BLUEはほんのり淡いソーダカラー。
  
  シンプルなボトルも
  
  オブジェのような佇まいに変身させてくれます。

  
  

• Wrapping

  
  
  プラフリーで安全かつコンパクトな包装を目指し
  
  今回はクラフト紙のクッションペーパー
  
  さらにクッション性の高い巻きダンボールで
  
  ラッピングしました。
  
  テープも和紙テープを使用しています。
  
  あわせて紙製の緩衝材／国内生産のダンボールを使用し
  
  簡易包装でお届けします。

  
  

• 蛍光管のリサイクルについて

  
  
  政府が掲げた「LED照明や有機ELなどの次世代照明を
  
  2030年までに100％設置」という目標により、
  
  蛍光灯などの既存照明は生産終了や値上げが進んでいます。
  
  次世代照明への切替が進むいっぽうで、
  
  多くの蛍光管が廃棄されています。
  
  
  蛍光灯は微量の水銀が含まれているため、
  
  2017年の法改正により、専門の処理業者による
  
  廃棄・処分が義務づけらました。(※1)
  
  法改正などで資源としての回収や
  
  リサイクルも進められていますが、
  
  他の産廃物に比べるとリサイクルコストが
  
  嵩むこともあり(※2)、
  
  一般的には粉砕したものを埋め立てて
  
  処理されているものが全体の半数以上という
  
  データもあります。
  
  不適切な処理をしてしまう、許可を得ていない
  
  業者もいるため、各自治体のルールに沿った正しい方法で
  
  安全に処分しましょう。
  
  
  ※１：有害物質である水銀がふくまれているため、
  
  「水銀使用製品廃棄物」に指定されています。
  
  水銀が適切に処理されないまま誤って
  
  埋め立て処分されると、土壌汚染、地下水や河川、
  
  海に流出し環境汚染を引き起こす
  
  恐れがあります。
  
  
  ※2 ：リサイクルコストは一般ゴミの3倍近くかかるとも。